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賃貸管理会社ができることとできないこと

賃貸物件のオーナーの中には、物件の管理を賃貸管理会社に任せる方が少なくありません。そのため賃借人はトラブルが発生したときに、直接オーナーにクレームを言うのではなく、まずはその管理会社にクレームを言わなければなりません。クレームを受けた賃貸管理会社は簡単な問題であれば契約書の内容に従って独自の判断で処理することになりますが、オーナーの意思の確認や許可が必要なケースでは、オーナーに連絡を取った上での対応となりますので、時間がかかってしまうことが少なくありません。また、オーナーもすべてを賃貸管理会社に任せているので、賃貸物件に関しては自分はノータッチで大丈夫と考えてしまうケースが少なくないようです。この考えは間違いであり、管理会社ができる範囲とできない範囲のものがあるのです。当たり前のことですが、あくまでもその賃貸物件の最終責任者はオーナーであるということを忘れてはなりません。そのためにも賃貸管理会社が行う業務の範囲をきちんと把握しておくことが大切です。

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